義務教育段階におけるデジタル教科書に関する議論が活発です。
答えは簡単です。
紙だけで十分。
情報科目に限ってタブレット端末等を使えばよろしい。
どうせ家庭にはパソコンがあります。
多くの児童・生徒がスマホをいじりまくっています。
授業や学習においては紙の教科書を使うべきでしょう。
ちょっとタップすれば、すぐに答えが出てしまうことに慣れるべきではありません。
自分で頁をめくり考える習慣がつかなかったら、大人になって苦労するでしょう。
本を読んで考える。これは思考力を鍛える基本です。
パソコンやスマホをどう操作すればいいのかなど、そのうち身につきます。
身につかなくても、ある程度は使えるくらいでも困りません。
今の大きな問題は、考えない人の増加ではないでしょうか?

★ 考えながら読む本
司法書士でも「特殊な事件を受任するごとに実務書を買う」という人がいます。
その本がたまりすぎるので電子書籍を購入するようになったという話も聞きました。
たしかに、事件処理には責任が伴います。
それゆえ、確実に結果を出すために実務書を欲しがるのは当然です。
でも、マニュアルである実務書も読み方を知っているかどうかで価値が変わります。
もともと、本を読んで考えてきた人は、実務書のエッセンスを確実に把握できます。
そうすると、実務書に載っていないような事例でも、それを使って対応できてしまいます。
そもそも実務書を買わなくても応用力で対応できることはしばしばあります。
これは、基本的な本を読んで判例を分析するなどの研鑽を積んでいるかどうかの差です。

★ 判例をベースにした演習用の本
人は自分で考え、それを応用できる能力を持った生き物です。
それを退化させるような教育は必要ありません。
義務教育段階では紙の教科書のみで十分です。
