このタイトルは、ドラマ「白い巨塔」(田宮二郎主演)における大河内教授の発言の一部。
大河内教授役の加藤嘉さんが甲高い声で日本学術会議を批判する場面です。
国会が愚劣極まりないようでは、我が国は終わり。
国民の代表が集い、そこで国民共通のルールつくりをしています。
また、国のありようを決めるための予算を話し合っています。
国会が愚劣極まりなければ、国民も愚劣極まりないことになるでしょう。
国権の最高機関が、愚劣極まりない以上、日本も愚劣極まりない国ということ。
だから、大河内教授の発言にはちょっと賛成できません。
けれども、国会における質問や答弁を聞いていると、
“?”
という場面は決して少なくありません。
「おうかがいさせていただきたいと存じますが・・・」
こういう誤った語法を使った発言のオンパレードです。
「うかがう」は「尋ねる」の謙譲語。
それに「お」をつけますか?
「させていただく」まで必要ですか?
これは三重敬語になっています。
私がこういわれたら、
「おまえ、ワシをバカにしとんのか?」
と返すかもしれません。
「大センセイ様」と呼ばれたに等しいので。
質問は議員側で起案しているので、こういうこともあるでしょう。
けれども、政府の答弁は主に官僚が起案しています。
官僚になるには、かなり高い学力を求められます。
なるまでは学力が高くても、なってからは敬語の勉強はあまりしないようです。
大河内教授に叱ってくださるようにお願いしたいものです。
誤った言葉遣いは「愚劣極まりない」とまではいえないかもしれません。
でも、かなり恥ずかしいレベルではあります。

