先日、カラスノエンドウの記事を掲載しました。
スズメノエンドウにも過去に触れています。
この両者の間、つまり「カ」と「ス」の間(マ)ゆえカスマグサ。

なんともいい加減な和名です(和名にはこういう感じのものがいくつもあります)。
カラスノエンドウ(ヤハズエンドウ)は、これです。

そして、スズメノエンドウはこれです。

まず、カラスノエンドウは他の2種と簡単に区別できます。
花の色は明るい赤紫。
葉は丸みを帯びています。
問題はスズメノエンドウとカスマグサの区別です。
花の色は、カスマグサは紫色ですが、スズメノエンドウは淡い紫色で白色に近いのです。
また、花の数が異なり、カスマグサは花柄に2つ咲くだけ。
スズメノエンドウは6~8個くらい咲いています。
葉は共に羽状複葉ですが、小葉の数が異なります。
カスマグサの方が少ないのです。8枚程度でしょう。
スズメノエンドウは12枚くらいはついています。
3つとも Vicia属(ソラマメ属)で、親戚関係のようなものです。
カラスノエンドウの種名は、sativa
スズメノエンドウの種名は、hirsuta
カスマグサの種名は、tetrasperma

わかりにくいと思いますが、スズメノエンドウとカスマグサが混生しています。
今はあちらこちらで繁茂しているので、比べてみてください。

★ 左がスズメノエンドウで右がカスマグサです。
