玄関前の塀にセスジスズメがとまっていました。
スズメガの仲間で、ごく普通にみられる種。
個人的にはスズメガの仲間に好感を抱いています。
ホバリングしながら長い口吻を伸ばして吸蜜する姿がかわいいのです。

「兇悪の」というタイトルにしていますが、あまり兇悪ではありません。
単に「非情のライセンス」風にしているだけです。
食害するのはノブドウやヤブカラシ。
あるいはホウセンカやサトイモ、そしてサツマイモあたりです。
兇悪な害草であるヤブカラシを食べてくれるのだから私の味方です。
子どもの頃は、ホウセンカを食べている幼虫をよく捕まえました。
飼育して蛹になり、そして成虫が羽化するのが楽しかったのです。
最近は、ホウセンカをあまりみなくなりました。
このセスジスズメは幼虫時代になにをたべていたのか?
もしかすると、我が家のヘンリーヅタかもしれません。
ヤブカラシ同様にブドウ科です。
少しくらい食べられても問題はありません。
幼虫がいたら、殺さずにヤブカラシやノブドウに移しています。
ところで、スズメガの仲間は、はびこる雑草であるマツヨイグサの仲間を助けています。
夕刻に開花する花を訪れ、受粉に手を貸しているのです。
やはり、兇悪ではないか!
一方、ベニスズメの幼虫はマツヨイグサの仲間を食害します。
味方でもあるのです。
このあたりは複雑な関係なのでした。
いずれにせよスズメガに対して抱く好感に変化はありません。
今年もキイロスズメやメンガタスズメ、そしてシモフリスズメが元気に飛び交うことを願っています。
