福岡県糸島市 司法書士 ブログ

秋型の季節

9月10日のことでした。

私が車を運転していると、蝶が横切りました。

私のように蝶を見続けていると、視界を横切った程度でもわかります。

「秋型になったな」

タテハモドキ Precis almana の秋型でした。

以前にも蝶の季節型は日長にコントロールされることを書きました。

だいたい、この時期くらいになると秋型が出現します。

翌11日、グリュン君と散歩をしていると、公園でも出会いました。

地表に静止する個体を撮影できました。

北部九州の秋型個体は、南九州のそれに比べて小ぶりです。

ひとまわりくらい小さいように思います。

これはなぜなのか?

いろいろと考えました。

食餌植物の違いかな?

こういう推測をしています。

二毛作が行わていた宮崎県等では、第一化の夏型個体が産卵する対象が

アゼナ科のスズメノトウガラシ(ヒロハスズメノトウガラシ)

です。これは早場米の収穫後に放置された水田に繁茂。

大量の食草がある状況で、次世代は大発生。

その次の世代が秋型になると思われ、この世代もスズメノトウガラシを主に食べています。

一方、北部九州ではスズメノトウガラシが繁茂する状況は生まれません。

おそらく、タテハモドキの幼虫はオギノツメ(キツネノマゴ科)を食べています。

これは、第一化の個体から最後の世代になる個体まで一緒だと思われるのです。

そうすると、スズメノトウガラシを食べているかどうかが個体の大きさを左右している?

というような仮説を思いつくことになります。

タテハモドキにとっては、野生のイワダレソウ(クマツヅラ科)も主要な食草です。

これは九州の温暖な沿岸部にしかないでしょう。

園芸植物として流通しているヒメイワダレソウも食するようです。

こちらは、庭などに普通に植えられタテハモドキも食べるようです。

これらの植物との関係も気になります。

この疑問を解き明かすことができるか?

取組んでみたい調査テーマです。

 

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