冷たい夕食を紹介した直後です。
暑い中、熱々の料理を食べるのも悪くない。
そう思いまして、工夫してみました。
肉じゃがの材料を基本に、牛蒡やキノコを加えています。
牛肉は腿の焼き肉用を使っています。
野菜の中で存在感を出すために厚めにカットされている方がよさそうなので。

工夫のポイントは具材ではありません。
味付けです。
肉じゃがでは普通に使われる日本酒をはずしました。
代わりに赤ワイン。
味醂と醤油は使いますが、さらに赤味噌。
そして、少量のシェリービネガー。
何を狙ったかというと、渋みを味わいに生かすことです。
赤ワインと赤味噌はいずれも渋みを持っています。
同時に深いコクも。
シェリービネガーには独特の旨味がありますが、期待したのは甘みを引き立てること。
野菜や味醂の甘みを引き立てる役割を担ってもらいました。
使ったみそが秋田県産のもので、八丁味噌ではありません。
八丁味噌ほどの渋みはありませんが、おいしい味噌なのです。
これに冷奴や焼きナス、長芋のすりおろしとレタスにトマト。
熱い鍋料理以外は冷たくあっさりした副菜です。
まずまずおいしくいただけました。
「今日の料理の中では生野菜が一番おいしかった」
といわれずに済みました。
