福岡県糸島市 司法書士 ブログ

料理の腕

先日、ADR関連の研修で、料理を出すバーの共同経営者役をやりました。

その際にワルノリして

「私には」(ここでタメを入れる)「これがありますから!」

と腕を叩く演技をしました。

つまり、自分の料理の腕があってこその店であると主張しているのです。

実際の私はどうかというと、料理にはそこそこ自信があります。

パスタなど店で食べるより自分で作った方が旨いと思っています。

尊大な書き方ですが、これは本気です。

我流でやっているわけではなく、研鑽も積みました。

その研鑽が店での修業ではなく我流というだけでございます。

その関係の蔵書の一部は写真のとおりです。

買う本や雑誌はプロ向けのものが多いのです。

なぜかというと、肝心のことが書かれているからです。

受験用アンチョコ本よりもしっかりした体系書が信頼できるという法律書の場合と同じ。

うつ病で闘病中に、ある人から

「司法書士よりも料理人を目指す方が確実では?」

といわれたこともありました。

発言した本人に他意はなかったのかもしれません(そう思いたい)。

しかし、「法律の仕事はあんたには向いていない」といわれたような気もしていました。

うつ病の人に対する発言には気をつけないといけないのです(笑)。

 

料理を熱心にやるのは・・・学生時代の一人暮らしからのこと。

「ごはん、作りに行ってあげよっか?」

言ってくれる女性はいましたが、ひねくれて斜に構えていた私です。

「いや、いいよ」「だって俺の方がうまいじゃないか」とまでは言わない)と断っていました。

実際は、そのまま女性が部屋に居ついてしまうことに恐怖を感じていたのです。

当時の私にとって、部屋に女性の歯ブラシがあるなどゾッとするような世界でした。

部屋は孤独になるためのもの、一人沈思黙考する時間を過ごしたい。

その欲求の方が大きかったのです。

尤も、女性を忌避していたわけではありません。

訪れた女性が私の作った料理を食べたことは何度もありました。

ただし、食べ終わったらお帰りいただく。

間違っても某ドラマの岩城滉一のように「デザートはキミだよ」なんて言いません。

そういう時代を経て、今は妻と猫との暮らしに安寧を見出しています。

でも相変わらず料理については自分でキッチンに立つ機会が多いです。

妻には、会議や研修で夕食を作ることが不可能の日を伝え、代打をやってもらっています。

つまり、私がレギュラー料理人なのです。

掃除にしても料理にしても女性の仕事という意識が昔からありません。

自分でやってしまいたいようなところがあります。

そのせいか、今も時々

「本当は結婚には向いていないのかもしれない」

と思ったりすることがあるのです。

本当は洗濯もやりたいのですが、妻があまり任せてくれません。

なぜでしょう?

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