このブログで、ベルンハルト・グリュンの訪問先に純グレが現れたことを書きました。
訪問先には家猫としてあずきちゃんがいます。
そして、地域猫となったアネマージュがいるのです。
いずれも女の子。
純グレは新参の男猫。アネマージュを脅かす存在でした。
侠客グリュンはアネマージュのシマを守るために純グレと戦いました。
が、思わぬ真実が明らかになったのです。
それは、なんと純グレはアネマージュの実子だったという話です。
あずきちゃんの飼い主さんが気付きました。
そのうちに純グレはアネマージュに従うようになりました。
ごはんはアネマージュが食べ終わるのを待って、残り物を食べるというのです。
そして、ベルンハルト・グリュンは純グレを追い払おうとはしなくなったのです。
「なんじゃ、親子じゃったんか。じゃったら親子で仲良うやっていけばいいじゃないの」
「はい、グリュンのおじさん、ワシが母ちゃんを守りますけぇ」
「おう、こんなに任せるど。まあ、困ったことがあったらいつでもいうてきないよ」
こういう会話があったのかもしれません。
グリュンはたまに様子をみに行くようですが、ケンカをすることはなくなっています。
今後、ほかの男猫が侵入を試みたら・・・
グリュンと純グレが一緒にアネマージュを守るかもしれません。
でも、最近のグリュン君はのんびりすることが多くなりました。
修羅の道からは引退するつもりでしょうか?
私自身は、彼に穏やかな日々を送って欲しいと思っています。
★ 陽光の中でまどろむベルンハルト・グリュン
★ 記事のタイトルは東映映画「実録飛車角 狼どもの仁義」にあやかりました。