福岡県糸島市 司法書士 ブログ

昆虫角打ち

自宅兼事務所の隣にある公園には数本のカシの木があります。

種類はアラカシとシラカシの2種類。

いずれも照葉樹です。

私は、同じくブナ科のコナラ(落葉樹)を植えました。

まだ、中木程度でしかありません。

アラカシとシラカシは立派なものが数本。

そのどれかが、夏になると樹液を出すのです。

樹液が醗酵して、ちょっと酸っぱいような香りが漂うと・・・

こういうメンツが集まります。

左はシラホシハナムグリ Protaetia brevitasis

カナブン Pseudotorynorhina japonica は色に変異があります。

中央と右の写真はいずれもカナブンで、緑色型と褐色型。

コクワガタ Dorcus rectusカブトムシ Trypoxylus dichotomus をみることもあります。

あるいはヨツボシケシキスイ Gliscrochilus japonicus なども。

これはあまり知られていない甲虫ですが、非常に美しいのです。

蝶もやってきます。

写真はゴマダラチョウ Hestina persimilis です。

過去にはコムラサキ Apatura metis もやってきました。

クロヒカゲ Lethe dianaサトキマダラヒカゲ Neope goschkevitschii も。

こうした昆虫酒場のメンバーの中で王者といえば、この方です。

強力なアゴを使って、樹液がもっと出るようにガリガリやっています。

オオスズメバチ Vsapa mandarinia のおかげで、他の昆虫は樹液にありついているともいえます。

今年はシラカシが樹液を出しています。

角打ちさながらに、虫たちが集って一杯ひっかけています。

いずれは、私が植えたコナラも「開店」する時期がくるはずです。

 シラホシハナムグリの不純異性交遊現場

  一方の個体が摂食中に他方が交尾を試みるのは昆虫ではよくみられる行動です。

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