NPBの選手だったら憧れる名球会・・・
本当に憧れるべき会なのか?
面白いのは、「昭和以後の生まれの選手でなければならない」点。
大正生まれはダメなのです。
打撃の神様と呼ばれた川上哲治さんは入会できません。
同じく別所毅彦さんやスタルヒンさんも。
この2人は通算300勝を挙げた大投手です。
生まれが昭和以降という基準に合理性はありません。
また、投手では200勝か250セーブの達成が条件です。
登板試合数や投球回数は関係ありません。
中継ぎ投手として長年投げ続けた人に入会見込みはないのです。
野手にしても安打数だけが評価基準です。
現役では埼玉西武ライオンズの中村剛也選手は481本塁打していますが、入会できません。
チームへの貢献度が高いのは打点ですが、上記の中村選手は通算打点が13位です。
でも、評価の対象外です。
さらに、走塁や守備はまったく評価されません。打てるかどうかだけが評価対象なのです。
守備の名手で守備率が極めて高くても打力がない選手はお呼びではないのです。
こういう名球会を一種のステータスシンボルのように扱うのはどうなのか?
最初から入会しない落合博満さんのような人もいます。
落合さんは、2000本安打達成時に
「名球会入会は選手生命の終わりを自覚するようなもの」
とコメントして入会しない意向を示しました。
その後、引退し監督としても実績を残しましたが、入会していません。

特権階級的な扱いを受けることを拒み、自分なりの生き方を貫く気持ちなのでしょう。
私も名球会をことさらに大きく扱うマスメディアの姿勢に疑問を持っています。
選手のプレーや実績を多面的に評価しないのはメディアとしてどうなのか?
世間が、安打数や勝利数あるいはセーブ数だけで選手を評価する傾向を助長しないか?
入会しているレジェンド級の方々も名球会のあり方を考え直す時期では?
