福岡県糸島市 司法書士 ブログ

ムラサキツバメ

ムラサキツバメという和名の蝶がいます。

美しい種のひとつで、同属のムラサキシジミに似ています。

翅の表の色調はムラサキシジミと同じです。

どこが違うか?

単純な答えとしては翅の形。

尾状突起があるのです。

翅が傷んでいる個体です

食餌植物は、マテバシイとシリブカガシ。

つまり、Lithocarpus属の樹を食べるといことです。

同じブナ科のアラカシや͡コナラではみつかりません。

たしか、アラカシから幼虫が発見された記録はあったと思います。

しかし、Quercus属の樹は、基本的に食べないのです。

生態的な違いを簡単に書くと、こういう感じです。

我が国でNarthura属に分類される蝶はムラサキシジミとムラサキツバメだけ。

Narathuraの由来はなんだろう?

調べてみたのですが、語源不詳です。

では、種名のbazalusは?

こちらも語源不詳でした。

一方のムラサキシジミは japonicaという種名。

つまり、「日本のNarathura」なのです。

生き物を調べていると、学名の語源が気になることがあります。

ムラサキツバメは普通種でおなじみさん。

でも、学名をさほど気にしていませんでした。

自宅兼事務所の隣にある公園にはマテバシイはありません。

その外側の樹林に数本が生えています。

この界隈にもマテバシイは少なくありません。

街路樹として植えられているケースも。

おそらく、近くでムラサキツバメに出会えるはずです。

翅表はとても美しいので、探してみてください。

 

 

 

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