プロでなくてもプロとしてゼニをとる仕事。
普通、これは存在しないはずです。
ところが、私の身近にあるのです。
それは、公園の剪定作業です。
剪定といっても枝を透かしたりする技術を発揮する内容ではありません。
単に丸刈りにするだけ。
一応は綺麗になります。
こういう感じです。

それでも、公園管理のために市からは報酬が支払われます。
ところが、毎年のように「すべきではない剪定」をしてくれるのです。
かつては、9月終わりくらいにキンモクセイをバッサリと切っていました。
ちょうど花が咲く前です。
そういうことにはお構いなし。
花が咲こうが、その香りがよかろうが知らぬ!
切って切って切りまくる!
結果的に花が咲きません。
ハナミズキも秋が花芽形成期。秋の剪定はタブーです。
ところが、毎年切られてしまうので、花が咲くことはありませんでした。
せっかく成長したジャカランダもバッサリやられたことがあります。
そろそろ花を咲かせるかも・・・この期待がしぼみました。
あまりにひどいので、申し入れを行いました。
「ツツジとシャリンバイの垣根仕立ての箇所以外は切らないでくれ」
花木その他は我々で管理しています。
丸刈りなど百害あって一利なし。
ところが、伝わらないのです。
今年は、
「ツツジとシャリンバイについてもロープで囲った一角は切るな」
とお願いしておきました。
すると、こういうことをしてくれるのです。

これから蕾を膨らませるラベンダーをバッサリ!
来春の開花のために花芽がついているユキヤナギをバッサリ!

このラベンダーはいやがらせのように切り詰められました。
ラベンダーであると書かなければ、ラベンダーだとはわからないでしょう。
それにしても、依頼を受けていないことをなぜやってしまうのでしょう?
「花木には手を出すな」という話を忘れてしまったのはなぜなのか?
毎年のように、ガッカリさせられることが起きます。
今回はさらに激しいことをやっていました。
26日には美しい花を咲かせていたツワブキがありました。
当時の写真はこれです。

立派な株になったね。
妻とはこういう会話をした直後に、こうなりました。

ツツジでもシャリンバイでもないのに・・・
勿論、この株が死に絶えることはないでしょう。
花が少なくなるこの季節に貴重なツワブキだとは・・・わからないようです。
素人集団は怖いですね。
素晴らしいのは、植物のことを何も知らず、剪定の技術がなくても
「お金をもらえる」
ということです。
「仁義なき戦い 頂上作戦」で広能昌三(文太さん)が警察官に対し、
「税金の無駄遣いじゃの」
と言い放つシーンがあります。
私もこのセリフを糸島市の職員に対して使ってみようかな。
払うならプロに。
プロなら間違えることはないので。

★ 上記のセリフが使われたシーン
