写真の本を買ったのは1980年です。
私は高校1年生。
大学進学のためにはここに行くしかないか。
ほかの高校に進み、家を離れたいけど、それは許してもらえない。
この程度の動機で進学先を選択しています。
そのため、あまりやる気がない日々を送っていました。
そういう日々を慰めてくれたのがミステリでした。

今はなくなってしまった立風書房が出したアンソロジー。
当時の価格で1300円です。
消費税がかからない時代でした。
30編ほどの短編が収められ、ビッグネームがずらり。
ただ、本当に「掌編」ともいうべき作品ばかりです。
食い足りなさを感じてしまいました。
長編をもっと読みたい。
このあたりから私の海外ミステリ趣味が始まります。
それが学生時代には落ち着きました。
しかし、近年は翻訳がこなれて読みやすくなりました。
それで、50代に入ってから再び海外ミステリをよく読むようになりました。
日本のミステリも面白いのですが、つまらないサービスシーンなどが増えました。
海外作品は、北欧のものが見直され、アフリカの作品も登場。
多様化が著しく、各国の文化を反映しています。
今は、海外ミステリに魅力を感じます。
今度はいつ頃まで読み耽る日々を送ることでしょう?
