犬の散歩は毎日。
雨が降ろうと雪が降ろうと犬は行く。
散歩がなけりゃ犬はやってられない。
犬を飼うと,犬にとって散歩は最大の愉しみであることを感じます。
そして,それに応えるのが我々の責務です。
そういう経験を10代の頃にしている私は,今は猫との生活なので,そういう「義務」はありません。
ところが,やくざをカタギにした後,客人として遇するようになって以来,散歩が義務化されました。
ベルンハルト・グリュンは自らの縄張り巡回を兼ねた私との散歩を楽しみにしています。
早朝6時前か夕方6時以降に必ず1回は散歩です。
途中でローリングを繰り返し,私が手を出すと噛むという流れもお約束になっています。
力強く噛む仕種で実際には軽く噛む。上手になりました。
犬がいないのに散歩が義務になっている私です。どれだけ暑くても散歩に行きます。
大学の民法の講義風に書くと,ベルンハルト・グリュンが“G”で私が“S”です。
ベルンハルト・グリュンが散歩請求権を持ち,私が散歩債務を負っている関係です。
★ G=Gläubiger S=Schuldner
★ 写真は縄張り(シマ)の公園で寛ぐベルンハルト・グリュン
カタギになったものの眼光の鋭さは現役を思わせるものがあります。
先日も侵入を試みた黒白の猫(鼻の部分が白くニンニクに似ているのでホワイト六片と命名)を
ひとにらみで追い払いました。