栽培している植物の野生化はしばしば起きる現象です。
「セロシア」というような名称で売られているノゲイトウも逸出して野生化。
これは、博多駅の博多口で撮影した写真です。
道路の隙間から生えています。
かなり成長して広がっていますが、もともとは栽培品種。
でも、強いのでしょう。
昨年もこういう感じになっていました。
「セロシア」は Celosia で、このグループの属名です。
おそらく種小名は argentea だと思われます。
花壇などで栽培していたら、こぼれ種でこのとおりーというパターンのようです。
ほかにも、ヒメツルソバもよく逸出して繁殖しています。
園芸店では「ペルシカリア」という名称で売られていたりします。
これも属名を商品名にしています。
学名は Persicaria capitata です。
庭に入り込むと、かわいい花を咲かせるので大歓迎・・・してしまうと広がります。
庭を覆うほどの繁殖力です。
尤も、グランドカバーとして使うにはいい植物ではあります。
それでも、繁殖力が並のレベルではないので、結局は駆除するお宅が多いようです。