福岡県糸島市 司法書士 ブログ

帰ってきた雑草の修羅の群れⅥ~糠・長刀・鴨・虱~

イネ科の雑草は、各種が春から晩秋まではびこります。

今、穂が美しいのは以下の3種類でしょう。

まずは、ヌカススキ Aira caryophyllea です。

ヨーロッパ原産の帰化植物です。

左は青々とした状態。右は果実が成熟し、やや枯れてきた状態です。

実物をみると、かなり美しいです。

次はカモガヤ Dactylis glomerata 。

一般にはオーチャードグラスとして知られています。

これも帰化植物です。

牧草として利用するために移入された外来種。

法面の土止めなどにも利用されました。

例によって野生化、そしてはびこったというわけです。

このカモガヤには注意が必要です。

花粉症の原因植物の代表のような存在なのです。

続いてはナギナタガヤ Vulpia myuros です。

こちらはヨーロッパから西アジアあたりの原産。

やはり帰化植物なのでした。

緑色の穂がキラキラして美しいイネ科植物です。

はびこる雑草ですが、その性質をうまく使う農法もあります。

果樹の周りにナギナタガヤの種を播き、これに地表を覆わせるというのです。

そうすると、他の雑草が入り込みにくい環境になるわけです。

土の中の殺菌もやってくれるそうで、ハダニの発生を抑える効果もあるらしいのです。

ナギナタガヤは1年草。放っておけば枯れます。

なかなか便利な雑草です。

ハダニは、ダニではありますが、人を刺すことはありません。

ダニが出てきたところで、最後はシラミです。

イネ科ではなく、セリ科の植物であるオオヤブジラミジラミ Torilis scabra です。

右は若い株で、左は果実が成熟して枯れてきたところ。

この果実がクセモノで、衣類にくっつくのです。

繁殖のための植物の戦略は様々ですが、このパターンはよくあります。

ベルンハルト・グリュンをブラッシングすると、この果実がくっついていることがあります。

繁殖のためには猫の手も借りたいようで。

★ オオヤブジラミをアシストしている可能性があるベルンハルト・グリュン君

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