寒くなると鍋物。
これはどこのご家庭も同じかもしれません。
特に、温かいイメージがあるのが味噌味の鍋。
味が濃い目だからでしょうか。
そこで、今回はこういう鍋を作りました。
使ったお肉はイノシシのもの。
俗にいう牡丹鍋です。
猪肉は手に入りやすくなっています。
このあたりだと、二丈の「ふくふくの里」あるいは末永の「とらやミートセンター」で手に入ります。
今回使ったのは「切り落とし」として売られているもので、100グラムが230円。
豚のバラ肉よりもちょっと安いくらいで買えました。
地元の猟師が「農作物を食い荒らす害獣」として駆除したイノシシです。
ただの屍にしてしまうだけではなく、食肉としていただく。
供養にもなるでしょう。
皮革も利用されていることは以前ご紹介したとおり。
私自身はハンター気質ではありますが、イノシシを撃つ気にはなれません。
眼がかわいいのです。
でも、食肉になっていれば「かわいそう」ではなく「おいしそう」と感じます。
その辺は、都合よく感情を処理できてしまうのでした。
一番だしに味噌、生姜、味醂と日本酒。
白味噌で作りましたが、本当は赤味噌を混ぜたかったのです。
買おうとした赤味噌には「調味料(アミノ酸等」が入っていたのでパス。
白味噌仕立ての牡丹鍋としていただきました。