この季節、樹木の枝葉の上でうごめく白い異物が目に入ります。
こういう「異物」です。

チュウゴクアミガサハゴロモの幼虫。
アリも「なんじゃこりゃ?」と驚いているのかもしれません。
我々は驚くのは構わないのですが、「かわいい」と思ってはいけません。
兇悪な害虫です。
まず、成虫が散乱する際に茎を傷つけます。
これで、枝先が枯れてしまうことはしばしば。
さらに幼虫・成虫とも植物から吸汁するので、その部位の枯死も。
写真のマサキは吸汁された結果、葉が巻いたような状態になっています。
もっと困るのは、分泌物がスス病などカビの原因になることです。
和名のとおり中国からやってきた外来種です。
我が国よりも前に侵入された韓国では果樹に甚大な被害が出ました。
そのおかげかもしれませんが、駆除のやり方が確立されています。
最近はヨーロッパでも侵入が確認されました。
ご自宅の庭でみつけたら駆除してください。
