福岡県糸島市 司法書士 ブログ

兇悪のイネ科雑草軍団

イネ科の雑草は「藪」のイメージの原点かもしれません。

「藪漕ぎ」といえば、イネ科の草原をかき分けて進むこと。

私のような蝶を調べる人間の間では藪漕ぎは日常茶飯事です。

さて、その藪の基本となるイネ科の雑草は庭に侵入させていはいけません。

最強のイネ科雑草はチガヤです。

このチガヤについては繰り返し当ブログで紹介しています。

抜くと根はこういう感じです。

この根=地下茎から更に新たな芽を出して株を作ります。

果実を銀色の綿毛で飛ばすことで分布域を広げることもできます。

つまり、根を下ろされると縦横に広がってしまい、綿毛で種子をばらまかれるのです。

 

最近広がりつつあるのはメリケンカルカヤです。

根は浅く、抜きやすい雑草です。

ただ、放置しておくと綿毛がついた種子をばらまかれてしまいます。

 

最後は、メヒシバです。

これも種子が多く落ちて庭を覆いつくす可能性があります。

一度庭に入ると、翌年以降も大量に芽吹くことが普通です。

 

ただし、これらを駆除することは可能です。

特にメリケンカルカヤとメヒシバはなんとかなる雑草です。

なぜか?

それは、一年草だからです。

結実する前にすべて抜いてしまうのです。

刈ってはいけません。

刈れば、新たな葉を出します。そして、すぐに開花して結実するのです。

その後も刈り続けるのであれば構いませんが、それができる人は少ないでしょう。

寧ろ、その非効率的な作業の繰り返しがいやになるはずです。

大変だと思うかもしれませんが、丁寧に抜きます。

これで、翌年以降は劇的に減るでしょう。

翌年は生えてきたものを駆除すれば済みます。

その労力は軽いものになるでしょう。

 

チガヤはそう簡単ではありません。

数年がかりの戦いを覚悟しなければなりません。

最初の写真にある根の断片が少しでも地中に残っていると、復活します。

これも根を切らないように丁寧に抜きます。

翌年は残党の掃討に取り組みます。

3乃至4年かければ駆除完了となるでしょう。

 

とはいえ、種子はいろいろな形で庭に入り込みます。

こういったイネ科の雑草を駆除した後の庭であれば、新たな侵入者を発見することは容易。

各個撃破はさほどロードがかかりません。

 

とてもではないが、自分にはできない。

今の雑草に覆われた庭はもう放置しよう。

これだけは絶対に避けなければなりません。

なぜなら、隣近所に被害を拡大させるからです。

 

つまり、イネ科の雑草を庭にはびこらせてはいけないということです。

もうはびこらせてしまった方は、腹をくくって戦うしかありません。

 

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