牛肉のしぐれ煮は「大人のお弁当」のおかずあたりがお似合いでしょうか。
酒肴にもなるし、あるいは冷たいうどんに合わせても美味しいのです。
私は新生姜を手に入れたら必ず作ります。
牛肉と生姜の量をどうするか?
これは適当で構いません。
牛肉10:生姜1くらいのレシピをよく目にします。
私はその辺を無視しています。
飽くまでも生姜をたっぷり食べる料理として考えているのです。
ヘット(牛脂)を鍋で溶かし、牛肉(切り落としで十分)を炒めます。
牛肉の色が変わったら日本酒と味醂を加えて煮立てます。
アルコール分が飛んだところで生姜を加え、醤油で味付け。
あとは軽く煮て出来上がりです。
私は自家製のだしつゆを少量加えます。
昆布・鰹節・干椎茸の旨味をつけるためですが、なくても構いません。
酒と味醂を加える前に生姜を牛肉と炒め合わせても構いません。
わりと適当な作り方で美味しく仕上がります。
私が生姜を酒・味醂の後に加えるのは、加熱時間を短くするためです。
生姜のシャキシャキ感を残す工夫のつもりです。
普段はイタリアンとかフレンチのような料理を多く作るせいか、砂糖を使っていません。
砂糖で甘みをつけるのも勿論OKです。
蜂蜜でコクを出すのもいいし、スッキリした甘みをつけるならザラメ糖がいいと思います。
調理過程で面倒なのは生姜を細かく刻むことくらいですのでお試しください。
★ 生姜はこのくらいに刻みます。
牛肉のしぐれ煮はごはんのお供にも最適です。
ただし、小さい子供さんには辛過ぎるかもしれません。