ケン・フォレットは英国のベストセラー作家です。
私が最初に読んだのは「針の眼」で、フォレットの3作めのはずです。
これが素晴らしい出来栄えでした。
さすがに英国のスパイ小説だな、と思わせるに十分な。
以降、「レベッカへの鍵」「トリプル」を読み、
「鷲の翼に乗って」も非常に面白い作品でした。
「ハンマー・オブ・エデン」も十分に堪能できる小説でした。
一方で、大ベストセラーとなった「大聖堂」は読まないままになっています。
そして、今回は「NEVER」を読んでみました。
最新作です。
非常にスケールと仕掛けが大きな小説です。
そして、怖い内容でした。
米中の衝突は避けられないということかもしれません。
ただ、この本にも書いてあるのですが、歴史に学ぶ点は多いのです。
歴史に学ばないと失敗するー米中に限らず日本やロシアもそうでしょう。
そして、経験に学ばないと我々も仕事で失敗するはずです。
フォレットの作品はエンタテインメントですが、得られる教訓が多く、
もう少し作品を読んでみたいと思っています。