夏になるとシオヤアブ Promachus yesonicus をよくみかけます。
シオヤアブは人を刺して血を吸うようなことはありません。
寧ろ、庭の害虫を拉致してくれる心強い味方です。
益虫までも拉致してしまうことがあるのは、まあしかたがないでしょう。
妻はアブに刺された経験があり、アブへの印象がよくないようです。
だから、私は何度かシオヤアブの弁護をしています。
私もアブに刺されたことはあります。
でも、それがトラウマになるようなことはありません。
林道を歩いて蝶を探したりしていると、アブに刺されるのは日常茶飯事なので。
で、今回はシオヤアブの愛ある姿を写真におさめることができました。
アブといえば、春先はハナアブが活発に活動しています。
こちらは受粉を助けてくれる植物サポーターです。
血を吸うことはありません。
アブはイメージの悪い虫ですが、実は一部の吸血性の連中のせい。
その吸血性のアブも、幼虫時代はアブラムシを捕食するなど植物の味方です。