相次ぐ逝去
今年3月に偉大なミュージシャンが相次いで亡くなりました。
1人は和田アキラさん。プリズムで我が国初のフュージョンアルバムを制作したギタリスト。
そしてアキラさんに先立つこと19日,3月の初頭に村上“ポンタ”秀一さんが亡くなっています。
お2人に共通する点はいずれも松岡直也グループでの活躍。
松岡直也さんも2014年に亡くなりました。
サルサバンドとしては熱帯JAZZ楽団とオルケスタ・デ・ラルスが健在ですが,
ラテンフュージョンの担い手が少なくなり寂しくなりました。
右からポンタさんに今も健在のペッカーさんに高橋ゲタ夫さんの4人です。
この4人が31年前に作ったアルバムが“PLAY 4 YOU”です。
ライヴの思い出
“PLAY 4 YOU”としての演奏をナマで聴いたのは中州のGates7でのライヴでした。
2010年のことです。私がうつ病でフラフラになる半年くらい前でした。
松岡さんは音楽生活58年目というこしたが,相変わらずパッショネイトな演奏,
ゲタ夫さんのベースも冴えわたり,ポンタさんのカッコいいドラミングも最高でした。
パーカッションはペッカーさんではなく,熱帯JAZZ楽団を率いるカルロス菅野さん。
メンバーの充実度に比べて6000円(税別)+ドリンク代500円の料金がお安いこと。
この日が松岡さんとポンタさんの生演奏を聴いた最後の日になりました。
★ カルロス菅野さん
ハーッ!
鬱屈した自粛優先の緊急事態宣言が解除され,ライヴも本格再開でしょう。
こういう時期だからこそゲタ夫さんの「ハーッ!」という気合を聴きに行きたいものです。
熱帯JAZZ楽団が福岡に来ないかな~
そうすれば今も第一線のゲタ夫さんにカルロス菅野さんに会えるのに。
心待ちにしている今日 Octubre.3です。