先日のこと、事務所兼自宅の隣にある公園で面白いことが起きました。
いつものようにベルンハルト・グリュンと散歩(縄張り巡回)をしていたのです。
ご近所の「モコちゃん」という生後9か月の犬も来ていました。
そのモコちゃんが私に吠えつつも、尻尾を振りながら近づこうとしました。
ベルンハルト・グリュンは立ち上がるや、私の前に立ちモコちゃんを威嚇。
最近ではすっかりカタギになり、甘えん坊になっていたグリュン君です。
★ 「この公園はオレのシマだぜ」
いざというときは、昔取った杵柄なのか極道の目つきに早変わり。
私は感動しました。
明らかに私を守ろうとしたのです。
グリュン君の漢気です。
彼に心の中でいいました。
「こんなに渡世の義理ができてしもうたのう」
守ってもらわなくても大丈夫ではあったのですが・・・
私をみるグリュン君の目が語りました。
「ワシもこんなに義理があるけぇのう」
人猫兄弟仁義の一幕でした。