福岡県糸島市 司法書士 ブログ

落葉広葉樹の冬芽

落葉広葉樹の冬芽です。

まずは庭のコナラ Quercus serrata の新芽です。

ブナ科を代表する落葉樹です。Quercus はコナラ属のことです。

次の写真はアカシデ Carpinus laxifloraです。

新芽の形はブナやイヌブナに似ていますが,ブナ科ではなくカバノキ科の樹木です。

次はトサミズキ Corylopsis spicata で,マンサク科。

アカシデとトサミズキはお隣の庭にある樹です。

私の家の庭に戻って、これはデワノトネリコ です。

学名は Fraxinus japonica f. stenocarpa となります。

トネリコ Fraxinus japonica の品種(f.)です。

デワノトネリコは1991年から私と共に各地を転々と引っ越しました。

この樹を手に入れたのはウラキンシジミとチョウセンアカシジミを飼育するためでした。

飼育はそれぞれ1回だけしかやりませんでした。

その後は、専ら鉢植えの樹として育て続け、2006年に糸島に家を建てた際に地植えにしました。

次は、事務所兼自宅の隣にある公園に植えたカワヅザクラ です。

カワヅザクラは早春に開花する桜として人気があります。

オオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれた品種です。

学名は Cerasus × kanzakura ‘Kawazu-zakura’ となります。

“Cerasus”はサクラ属という意味ですが、実は今も“Prunus”スモモ属とみる考え方も有力です。

以前は“Prunus”だったので、私は今もサクラをウメと同じように“Prunus”といってしまいます。

落葉樹の冬芽をみていると春の芽吹きの淡い緑色を思い浮かべることができます。

あの芽吹きをみると毎年わくわくしてしまいます。

 

 

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