写真は、ある自治体が雑草防除のために防草シートで覆った斜面です。

残念ながら、この場所ではタケがシートを突き破って生育しています。
また、シートですから「端」というものがあります。
その端からは雑草が上に出てきます。
タケに限らず雑草が力強くシートを破っている例もしばしば。
あまり意味がない対策なのです。

上記は屋外の話ですから、紫外線や風雨にさらされシートは劣化。
ますます雑草がシートを突き破るようになっていきます。
劣化し、あるいは破られたシートの破片が土壌に混入。
こうしてマイクロプラスティックあるいはナノプラスティックにより汚染が進みます。
ナノプラスティックは人体にも入り込みます。
血管、肝臓や脳から検出された例があります。
今後は人や他の生き物の生命や生殖機能に影響を及ぼすことが懸念されています。
たとえば、防草シートを使って庭の雑草を防ぐ例をみます。
これは、上記のように弥縫策にしかなりません。
それどころか庭の汚染につながります。
人工芝のシートを張る場合も同じです。
我々の住む社会はプラスティックだらけ。
缶入り飲料にとって代わったペットボトル飲料。
飲み物の容器が金属からプラスティックになりました。
この飲み物の中にもプラスティックが存在しているのです。
ペットボトル飲料を飲みたくなくなる話ですが、事実です。
プラスティック依存社会が変わることはないように思われます。
でも、せめて身の回りのプラスティック製品を減らすことをしてみてはどうか
ーと書くために使っているパソコンもプラスティックたっぷり。
なんとも皮肉な話です。
