え?

リセッシュ・・・をお願い?
実は、意味がわからなくもないのですが、ヘンな表現です。
リセッシュは花王が製造している除菌や消臭のためのスプレー。
これを「する」という言葉はやはりヘンでしょう。
でも、通じる。
これが日本語の便利なところかもしれません。
同じような表現が昭和50年代くらいに使われていたようです。
企業や官公庁で
「ゼロックスする」
という表現がかなり普通に使われていたのです。
私は、昭和62年に入った会社で、この表現に遭遇したことがあります。
ゼロックスは米国の会社名。
昭和30年代、富士フィルムとの合弁会社として富士ゼロックスが設立されます。
その後、富士フィルムビジネスイノベーションに商号を変更しました。
当時でも「富士ゼロックスする」とはいわなかったようです。
コピー機の代名詞のように「ゼロックス」が使われたのでしょう。
「三田する」というような言い方を聞いた経験はありません。
「コピーのmita」として有名だった三田工業は、会社更生法適用後、京セラ傘下へ。
その後、京セラドキュメントソリューションズになっています。
今は、「コピーする」という表現しか聞くことはありません。
「リセッシュする」は今の社会では一般的な表現になっているのでしょうか?
あるいは、これからそうなっていくのか?
ちなみに、写真の「リセッシュをお願い」の前には「手指消毒と」と書いてあります。
「手指消毒とリセッシュをお願い」しているのです。
でも、「リセッシュする」のは手指消毒のためではないのでしょうか?
よくわからない「お願い」なのでした。
とりあえず通じているから構わないか。
なんとなく釈然としないものの、気にしないことにしました。
「re摂取」でご飯のおかわり、「re接種」でワクチンのおかわり。
こういう勘違いをする方がいたら楽しいかもしれません。
