この季節になるとはびこるのがカラスノエンドウ。
マメ科の雑草ですが、そのはびこり方は尋常ではありません。
すでに「兇悪のカラスノエンドウ」でお伝えしたとおりです。
このカラスノエンドウで厄介なのは、副産物でしょう。
アブラムシが大量にやってくるのです。
アブラムシはカラスノエンドウから吸汁。
そして繁殖します。

アブラムシを誘引する植物ー他の植物に飛び火しかねない・・・
そう思っていたのですが、アブラムシがカラスノエンドウを好む性質を利用する人もいます。
農作物の周辺にカラスノエンドウを増やすそうです。
そうすれば、アブラムシはカラスノエンドウに向かう。
だから、農作物は守られる。
こういう作戦だと聞きました。
本当に奏功するのか?
結局、アブラムシの繁殖そのものをアシストする結果になります。
だから、私はこの手法には懐疑的なのです。
カラスノエンドウは上記のとおりマメ科。
マメ科植物は根に根粒菌を持っています。
根粒菌は窒素を土中に固定化する役割を果たしてくれます。
だから、マメ科植物は緑肥として利用されるのです。
たとえば、田植え前にゲンゲを植えているのはそういう目的です。
では、カラスノエンドウにそれを期待するか?
そういう期待を抱く人もいるでしょう。
でも、その役割はナヨクサフジやクリムソンクローバーあるいはゲンゲで十分。
カラスノエンドウははびこって、他の植物を覆います。
この点をみても有用だとは思えないのです。
それで、私は徹底駆除が正しいと思っています。
