「虎に翼」が終わって「おむすび」の放映が始まっています。
舞台は糸島市。
それだけに、市役所にもパネルが掲示してあったりします。
地元に住む私からみれば、地理的な点は結構無茶苦茶になっています。
が、そこはドラマです。
すべてにリアリティを求める必要はありません。
楽しければいいではないか。
そう思うのですが、今現在の評価は芳しくありません。
「虎に翼」に比べて、という視点の批判が多いようです。
これはどうなのでしょう?
まったくテイストが異なるドラマを比較して意味があるのか?
絶世の美少女とされる橋本環奈さん主演だけに注目度は高いのでしょう。
だから批判にさらされやすいのか。
私は、青春ドラマとして楽しく視聴しています。
朝ドラといえば、大人気だった「ちゅらさん」が再放送されています。
主人公は看護師になりますが、これは思いつきの行動でした。
看護師になる前は、ナースステーションに頻繁に現れ、看護師さんの邪魔をしています。
周りを振り回す行動もしばしば。
能天気な兄貴がいて・・・
ご都合主義といわれかねない展開もよくあるのです。
あまり裕福ではない設定なのに、家族がしばしば東京にやってきます。
これは、非難を浴びせられた「ちむどんどん」そっくり。
おそらく、「ちゅらさん」がリアルタイムの作品だったらボロカスに叩かれるのでは?
ちなみに第12週のサブタイトルは「恋しくて肝(ちむ)どんどん」なのでした。
時代が違うだけで、ドラマに対する人々の反応がこうも違うのか。
今の時代は、誰もが何かを叩こうとして狙っている-生きづらい時代ですなあ。
クレーマーの時代なのかもしれません。
まったく困ったもので。