以前に、日本人シンガーのコンサートで最初に行ったのはユーミンのものだった
ーと書きました。
それから40年が経過したことに気づき、改めて月日の流れを感じました。
そのときに一緒に行ったメンバーとつきあいが続いているか?
ほとんどつきあいがありません。
僅かに年賀状のやりとりがある人が1人だけ。
あとのメンバーとは音信がなくなりました。
40年も経てば、こういうものでしょう。
学生時代に仲がよくても、卒業が節目になります。
社会人になって、様々な年齢層の人とのつきあいが増えます。
なにかを相談したい相手として、学生時代の友人を選ぶか?
選んでいれば、その人とのつきあいは続いているかもしれません。
少なくも、私は選ばなかったし、選ばれることもなかったようです。
寂しいものだなーとは感じません。
寧ろ、自然な成り行きであるように感じます。
コンサートそのものの印象は強烈に残っています。
けれども、その日にコンサートの前後に何をしたのかはまったく思い出せません。
最近になって、インターネット上に当日のセットリストが出ているのを知りました。
私が今もその演奏を思い出すのは、4曲目と6曲目、そして11曲目に15曲目です。
4曲目は、ラテンのテイストが入った曲で好みなのです。
6曲目と11曲目も私の好みで、15曲目は当日のギターソロがリリカルで心に残りました。
このライヴはCD化されており、私はそれを持っています(今は販売されていません)。
最初はカセットテープを買いました。
これは、度重なる引越しの中で紛失したようです。
それで、2020年代に入ってからCDを手に入れ、久々に聴いてみたのです。
やはり、当日のコンサート前後のことは記憶が蘇りませんでした。
では、誰とどんな話をしたかを思い出したいか?
それは別にどうでもいいのです。
だって、思い出話をする相手もいません。
それに、誰かと思い出話をするつもりもないのです。
おそらく、とりたてて重要な話をしていないのでしょう。
印象にも残らなかったということのようです。
久々にCDを聴いて感じたこと。
それは、やはり記憶というものは自分の中で消化するもの。
そして、それができるのは、自己との対話のみ。
こういうことでした。

★ このライヴは、アルバム“DA・DI・DA”の発売に合わせたものでした。
私が行ったのは、1986年2月15日で、場所は京都会館(第一ホール)。
寒かったことだけは憶えていましたが、私の21歳の誕生日の3日前だったことは忘れていました。
