今年はLIVEに1本も行かないまま12月を迎えました。
最近は妻が一緒に行ってくれません。
親友さんもLIVEには行かないというのです。
男の友人を誘う気にはなれません。
あの人を誘おうかな、と思い浮かべた人はいましたが、やめました。
結論は1人で行くということになりました。
27年ぶりのユーミンのコンサートです。
前回行ったのは鹿児島に住んでいるときです。
当時31歳の私が今は58歳。
ユーミンもそれだけ年齢を重ねたのです。
残念ながら歌声には衰えを感じました。
けれども、最初から最後までパワフルに走り切る姿はプロそのもの。
「心のまま」のオープニングは以前にも経験したことがあります。
2曲目は私が好きな「WANDERERS」。
その後は新旧を織り交ぜた曲が披露されましたが、古い曲が多めでした。
荒井由実時代のアルバム「MISSLIM」からは2曲、「COBULT HOUR」から1曲。
「紅雀」や「流線形’80」、「OLIEVE」「悲しいほどお天気」といった70年代のアルバムからも。
「昨晩お会いしましょう」から1曲。
「REINCARNATION」からは2曲。このアルバムは1983年の発表で、私が大学生になった年。
その年末に発表された「VOYAGER」からも1曲。
1988年の「Delight Slight Light Kiss」から1曲。
バブル時代である1989年の「LOVE WARS」からは上記の「WANDERERS」と「LOVE WARS」。
1990年の「天国のドア」からは「満月のフォーチューン」。
アルバム未収録の「あの日にかえりたい」は1975年の曲ですが、これも披露されました。
私の記憶では23曲が歌われ、その過半数が30年以上前の曲だったと思います。
2000年代の曲は2曲だけだったかもしれません。
意外にも懐メロ中心の構成でした。
お客さんも年齢が高めで、年月の経過を感じました。
「星空の誘惑」「埠頭を渡る風」、そして「真夏の夜の夢」を一気に歌って大盛り上がり。
最後に「航海日誌」で締めという流れでした。
アンコールは3曲、ダブルアンコールで1曲のサービスがありました。
ラストの1曲は「瞳を閉じて」です。
いつもどおりに大仕掛けの舞台に多数のダンサー。
豪華なコンサートでした。
なお、初老の男性が4人で一緒に来ていました。
彼らは非常にハイテンションでした。
焼酎のにおいをさせながら大いに盛り上がっていました。
ユーミンと焼酎・・・シュールな組み合わせであります。
*写真は開演前。開演後の撮影・録音はできません。 もちろんやっておりません。念のため。