写真はウチスズメだと思われます。
かなりくたびれているようにみえます。
羽化からはかなり時間が経過した個体。
黒い瞳を持つ蛾。
どこか人が好さそうにみえるのです。
蝶も蛾と同様に黒い瞳の種とガラスのような眼を持つ種がいます。
黒い瞳の蝶も人が好さそうな印象で、かわいくみえます。
加藤登紀子さんが歌うロシア民謡の「黒い瞳の」は、
♪ 黒い瞳の若者が 私の心を虜にした ♪
で始まります。
私も黒い瞳の鱗翅類の虜なのかもしれません。
なお、ロシア民謡には「黒い瞳」(詞はウクライナの詩人の手になるもの)もあります。
こちらはロマの女性の魅力を表現しています。
この曲の一部をとりいれたのがフリオ・イグレシアスの「黒い瞳のナタリー」。
そのカバーを「哀しみの黒い瞳」として歌ったのが郷ひろみさんでした。
黒い瞳には哀愁と色気が漂う・・・私はあまりそうは感じません。
やはり、人の好さを感じてしまうのは、虫の顔を思い浮かべてしまうからでしょうか。