ギャッベという呼び名は、さほどポピュラーではないかもしれません。
しかし、ペルシャ絨毯といえば、これは世界的に有名な一種の工芸品です。
ギャッベは、羊毛を使った目の粗い織物で、当初は商品価値がないような扱いでした。
その後、カシュガイ族という遊牧民が草木染の羊毛を使って手作りしている点や、
織り手による個性的なデザイン、そしてその絨毯の上の居心地の良さが評価されるようになりました。
同じ物が二点ないとい点も商品としての価値を高めたのでしょう。
今や高い人気を誇り、欧米や我が国でも愛好されるようになりました。
高いのは人気だけではなく価格もそうですが。
我が家にあるギャッベは以下の2枚。
右はリビングに敷いています。人が寝転がることが可能な大きさです。
左は玄関マットとして使っているものです。
福岡市西区のお店で買いましたが、春と秋にギャッベ展が催されるので、しばしば出かけています。
そして、「これも欲しいなぁ」と新作を眺めています。が、敷く場所がないので買えません。
タペストリーとして使うのもよいのですが、お値段がお値段だけに・・・
それでも今回は1枚買いました。
若手の織り子さんの作品を気に入ってしまったのです。
椅子の座面に敷く大きさです。1万1000円。
これでもかなりお安い価格です(若手作品ゆえ休めの設定)。
ほかにも多数の気に入ったデザインがありましたが、眺めるだけです。
これらは椅子の座面用ではなくフロアに敷くタイプです。
タペストリーのように使うとこうなります。
お店にはこういう感じで数枚が飾ってあります。
★ お店はこちら・・・https://www.kiful.com/