福岡県糸島市 司法書士 ブログ

雑草の修羅の群れ(4)~花と龍

今、花を咲かせている雑草があります。

これはたくさんあって、イネ科などはその代表です。

今回は、そこそこ目立つ花のものを紹介します。

最初はアカネ科のヘクソカズラ

このシリーズの第1回でも紹介しています。

今回は開花時の様子を写真で。

ご覧のようにかわいらしいのです。

この外見に騙されるとひどい目に遭います。

庭に侵入されると駆除には多大な労力を要するのです。

そして、駆除しなければ庭を覆いつくすようになります。

秋には果実をたくさんつけるので、それまでに駆除しておかないと・・・

種子だけではなく地下茎を伸ばしてガンガン芽を出すので、根絶が必要です。

地下茎は比較的浅い所を横に這っています。

これを上手に剥がすような感じで掘り出さないといけません。

少しでも残っていると再生してしまうのです。

だから厄介な雑草のトップクラスといわれます。

 

次は、キク科のヒメムカシヨモギです。

キク科には厄介な雑草が多いのですが、その代表格ともいえる存在。

オオアレチノギクに似ていますが、区別できます。

オオアレチノギクも厄介な雑草の代表格なので、区別せずに抜いてください。

種子は風に乗って飛散。

これらが庭にあって放置していると、隣近所に迷惑をかけるかもしれません。

 

三番目は、ミカンソウ科のコミカンソウ

これは花がわかりにくいのです。

けれども、しっかり花をつけ、果実を作ります。

翌年には爆発的に増えてしまいます。

 

最後に、これから増えそうな種を紹介します。

それは、ヒルガオ科のマメアサガオです。

かわいらしい白い花が特徴的で、これなら庭にあっても・・・と思います。

が、放っておくと他の植物を覆ってしまいます。

ヘクソカズラのような地下茎を使っての繁殖はありません。

ひと夏くらいは楽しんでもいいかもしれません。

 

なお、記事のタイトルを「花と龍」としたのは、ヘクソカズラとマメアサガオに因みます。

だって、蔓が龍を思わせるではありませんか。

 

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