無趣味の人は少なくありません。
それはそれで問題ないと思います。
無理やり「趣味をもとう」としても長続きしません。
本当に惹かれているわけではないからです。
私の妻もそういう人でした。
趣味が特にないまま時間が経ちました。
しかし、ここ10年ちょっとは園芸を趣味として楽しんでいます。
これは既に玄人はだしの域に達しています。
グリーンアドバイザーなる民間資格も取得しました。
今では、園芸植物をみる際も属名をみて性質や特徴を判断できます。
妻と植物や昆虫の学名について会話をすることになるとは思ってもいませんでした。
その妻が最近かなり熱心にやっているのがマクラメです。
「枕目」ではなく、フランス語の Macramé です。
こういう楽しみを持つと時間の使い方が変わるようです。
一方の私は、といえば、猫にすべてを捧げて使えている状況です。
それゆえ、フィールドに出て蝶を追うことは完全休止。
ほぼ引退状態です。
本を読むことは続けていますが、これは趣味ではなく生活の流れのひとつ。
音楽についても年に1~2回のライヴくらいで、CDを部屋で聴くことも稀。
これは、猫が大きな音を嫌う性質があるからです。
猫のために自分の趣味を封印しているワタクシ。
それはそれで心地よさがあるのです。
猫との時間はそのくらい極上なので。