プロ野球では、
「セントラルリーグにも指名打者を導入すべし」
という声が高まっていました。
ジャイアンツの原辰徳前監督は特にそれを主張していました。
ファンにも指名打者導入賛成派が多かったようです。
打撃戦の方がおもしろいと感じる人が多いようです。
その一方で、試合時間の短縮を求める声も多かったのです。
打撃戦になれば試合時間は長くなります。
なのに、時短を求める?
これはかなり無理な主張です。
★ ファイターズで活躍したナイジェル・ウィルソン選手
故障がなければ打線の核として打ちまくりました。
もともとは外野手ですが、故障のため指名打者専門の選手になっていました。
指名打者は守備につきません。
打撃に専念します。
そういう選手を求める一方で、ファンは大谷翔平選手のような存在も求めます。
選手をケガから守るために天然芝の球場を増やすべきだ。
こういう声がある一方で、雨天でも観戦できるドーム球場が望ましいという声も。
MLBが導入した申告敬遠制度については反対する人は少数派のようです。
でも、ファンはドラマティックな試合を求めます。
敬遠球を暴投しサヨナラ負けー実際にありました。
敬遠球を打ってサヨナラ勝ちーこれも実際にありました。
申告敬遠制度の下ではみられないプレーです。
ファンの多様な声を総合すると
「常に面白い試合を観たい」
くらいになるのでしょうか。