我が家にはいくつか蘭の鉢があります。
今現在の開花状況は以下のとおり。
シンビジウムです。
昔から人気がある色です。
これは、あるお宅の鉢を預かって「治療」し、株分けしたもの。
あとは、すべてコチョウランです。
頂き物ばかりです。
植え替えなどを行って毎年開花させています。
コチョウランはお祝いの定番。
銀座のクラブの開店祝、大臣の就任祝、そして司法書士の開業祝。
私もいくつか頂戴しました。
気になるのは、贈られたコチョウランはその後にどうなっているのか?
放置されている鉢を見掛けたことは何度もあります。
栽培され続ける鉢はどのくらいあるのか?
ラン農家はコチョウランを大量に作り、大量に出荷。
そして贈答品として売られ、そのまま放置される・・・
これはよいことなのか?
たしかにおカネは回っています。経済面ではOKなのでしょう。
でも、植物に対する敬意や愛情が感じられないような気がします。
別に、お世話をして花を咲かせている我が家がエラいという話ではありません。
手塩にかけて育てた(はずの)コチョウランがただただ消費され続ける。
一種の濫費に該当するのではないか。
ラン農家はこれでOKだと思っているのでしょうか?
片隅に放置されているコチョウランの鉢をみると、いつも感じます。