私はNHKのデータ放送を利用してニュースを読むことが頻繁にあります。
文字で読む方が、音声で聞くよりも内容を咀嚼しやすいからです。
ただ、誤字と脱字が多いことが気になります。
台風報道の際には、写真のような脱字がありました。
諸塚村は塚村に、長崎県は崎県になっていました。
キーボードを叩く際に、誤って文字を消してしまったのでしょう。
でも、校正しない・・・みたいです。
そういう姿勢はちょっと気になります。
気象に関する誤りでは、民放のテロップで
「戦場降水帯」
と表示されたことがあると聞きました。
日頃からテロップの誤字を見慣れている私は、
「煽情降水帯」
にならずに済んでよかったな、と思ってしまいました。
なっていたら、それはそれで楽しいのですが。
こういった「事故」が起きる原因は明らかです。
それは、パソコンに入力して変換する際にパソコンが正しく変換してくれると思い込んでいるから。
自分の手で文字を書けば、こういう誤りはまず起きないのです。
「文字を書く」という行為は、人の誤りを防いでくれる効用があるようです。