司法書士である私が福岡地裁と関わるケース・・・
それは破産事件が主になります。
第4民事部に対し、債務者から依頼を受けて破産の申立書類を作成し提出。
あとは、一般民事事件の裁判書類作成があるくらい。
今の私は福岡家庭裁判所に書類を提出することが多いのです。
これは、法定後見に関する申立が主体です。
で、今日は福岡地裁をタイトルにしたのですが、理由があります。
今の所長である田口裁判官のお若い頃に私はお世話になったのです。
場所は宮崎地裁です。
交通事故事件で、田口裁判官が裁判長でした。
適切な訴訟指揮のおかげで、原被告双方納得の和解が成立しました。
勤務先損保会社の契約者が被告でした。この方も満足だったようです。
損保会社としても適切な解決だったことを覚えています。
保険契約者の代理人である弁護士も高く評価していました。
その後、田口裁判官は家裁に転じたはず。
長い時が流れ、今は福岡地裁の所長です。
私如きがお会いできる機会はありません。
だから、30年ちょっと前にお世話になったことについて、ここでお礼を述べておきます。
ありがとうございました。
当事者の納得感を得るための説得手法は大変勉強になりました。
また、和解による解決のよさを実感できたのも、今の仕事に役立っております。