福岡県糸島市 司法書士 ブログ

極道サークル

ドーベルマンでっか?」というタイトルの記事に登場した町のお話です。

といっても現場がそうだっただけです。

場所はあるお寺。

某組の跡目が決まっている若頭と若い衆がお待ちでした。

会場がお寺というのはやくざらしさに溢れています。

お寺がやくざに賭場を提供。やくざは代金を払います。

それが「テラ銭」ですので。

話は紛糾することなく友好的な雰囲気でした。

が、若い衆6名が私を取り囲んでいます。極道サークルです。

一応プレッシャーをかけているつもりなのでしょう。

それでも言葉を荒げたり、暴力的な雰囲気を作るようなことはありません。

やったのは、同じ質問を繰り返すこと。

前から横から後ろから。

いくつもの質問がバラバラに飛んできます。

同じ内容のものが繰り返され、そこでちょっとでも前と違う説明をすると・・・

ということのようですが、無事乗り切りました。

揚げ足をとる手段として、この「質問の繰り返し」はよく使われます。

何度か経験していたので特に慌てることはありませんでした。

「さっき、この方が質問されたのと同じ内容ですね。私がさっきお話したとおり・・・・・」

と、こちらも嫌みったらしく「同じ質問に同じ説明をしている」旨を念押し。

徐々に打ち解けてきて、最後は笑って

「じゃあよろしく」

となりました。

これも25歳の時の話です。

25歳にしては、しなくてもいいような経験を積ませてもらったような気がします。

でも、今でも思うのです。日頃のプラクティスは大事だな、と。

 「仁義なき戦い 頂上作戦」のシーンです。

  岩井信一(梅宮辰夫さん)VS武田明(小林旭さん)の有名な対決シーン

  「ようわかったけん!いうといちゃるがの、広島極道はイモかもしれんが、

  旅の風下に立ったことはいっぺんもないんで。神戸のもんいうたら猫一匹通さんけん、

  よう覚えとってくれい!」 (旭)

  「そうかい、われたちも吐いた唾は呑まんとけや!」 (辰)

  ド迫力のやりとりが展開される中、大部屋俳優さんたちがワーワー騒ぎます。

    当時の辰兄ぃとマイトガイは36歳。貫禄があり過ぎます。

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