花の開花を記事でとり上げることが多いのですが・・・
実は、私が春を感じるのは、落葉広葉樹の芽吹きをみたときなのです。
丘陵や低山のコナラ、クヌギあるいはエノキなどが芽吹くと、
ボワーッととした淡いグリーンに包まれたような光景がみられます。
毎年この光景をみると気持ちが明るくなるのです。
早春にだけ出現する蝶であるミヤマセセリ、コツバメ、ツマキチョウに会える季節です。
福岡県では分布域が局限されていますが、スギタニルリシジミもこの季節だけの蝶。
本州であれば、ギフチョウとヒメギフチョウが加わります。
シーズン到来を感じさせるのが、山野の淡いグリーンなのです。
これは、我が家の庭のコナラの芽が展開しているところです。
セイヨウバラの葉の照りが眩しいです。
九州にはないデワノトネリコ(トネリコの亜種です)。
転勤族だった私と宮崎→鹿児島→飯塚→佐賀→水戸→埼玉→北九州と旅を共にした樹。
今は糸島に根を下ろしています。
写真は花と新芽。これまでに花が咲いたのは1回。今年が2回目です。