今の私は、夕食後は猫とソファでくつろぐ時間を多く作っています。
猫にとっても私にとっても「愛」を確かめ合える貴重な時間なのです。
その時間は読書の時間でもあります。
歴史や思想、犯罪などに関する本も読みますが、海外ミステリもよく読みます。
海外ものであれば、早川書房のポケットミステリには面白い作品が揃っています。
その中で、今月出版されたポケミスは、「快作!」といえる出来でした。
ポケミスはお高いのです。
240ページ弱の本作は2400円+消費税です。
形はペーパーバックなのに。
多くのポケミスのように2段組みではありません。
だから、短い長編ということになります。
でも、この作品は面白く、謎とサスペンスに満ちており、しかも読後感も○。
心が温かくなるような結末でした。
ネタバレのようなことをしたくないので、内容は一切書きません。
読んでみてください。