美しい銀色の穂・・・美しい草原のような・・・
と思うわけにはいかないのがチガヤ Imperata cylindricaです。
この銀色の穂は果実。今が「実りの時」です。
これが風に乗って飛散します。
飛散した種が芽吹いて一面チガヤに。
飛散した種子が悲惨な結果を招きます。
新芽は防草シートを貫通。シートの下では地下茎が縦横に伸びます。
だから、次々と防草シートを破って芽が出てきます。
庭に侵入すると駆除には大変な労力を要することになります。
事務所兼自宅の隣の公園は、一時期はチガヤだらけでした。
妻と私で駆除しましたが、数年かかりました。
お向かいの方は、土地を買ってから重機を入れて根を駆除。
写真は、事務所兼自宅の隣にある公園近くの斜面です。
ここはチガヤだけでなく、クズも繁茂していました。
これは私と妻で3年くらいかけて完全に駆除しました。
今もチガヤだけでなくヨモギやコマツヨイグサ、セイタカアワダチソウ、そしてスイバ。
侵入されたくない雑草のオールスターが残っています。
もし、庭にチガヤが侵入したら激戦を覚悟しなければなりません。
1本1本を確実に根から除去していきます。
最後には勝てますので、ご安心を。