「家庭の法と裁判」という雑誌があります。
これは日本加除出版が年6回発行する雑誌です。
以前は「家庭裁判月報」が出ていました。
最高裁事務総局家庭局が出版元でしたが、10年ほど前に廃刊になりました。
60年以上の伝統ある雑誌でした。
その代替誌のような意味合いで日本加除出版が
「家庭の法と裁判」
を出すことになったのです。
内容は家事事件と少年事件の記事です。
さて、どのくらいの購読者がいるのか?
家裁関係者と家事事件・少年事件に深い関心を寄せている層が読者でしょう。
私は定期購読まではしていません。
ちなみに、私が定期購読していた日本の蝶の専門誌(既に廃刊)は購読者が1200人くらいでした。
でも、審判例や判例にはかなり興味深いものが掲載されます。
実務家や立法関係者による解説もわかりやすいので重宝する記事は多いのです。
この第51号はあらかた読んでしまいました。
雑誌の記事のすべてに目を通すことは稀です。
そのくらい興味をひかれる記事が多かったということです。