夏になると植物も疲れてきます。
バラにかんしていえば,四季咲きであっても夏は開花させず,株を休ませます。
ここ数年の暑さは異常で,植物にも相当の影響が出ている印象です。
しかし,この時期から開花を続け,夏を彩る園芸植物があります。
「エキナセア」として流通しているキク科の植物がそれです。
ムラサキバレンギクという和名はほとんど知られていません。
Echinacea属のpurprea種が和名の由来のようですが,paradoxa種の花は黄色です。
流通している「エキナセア」には数種類が含まれていて,さらに品種がいくつにも分かれているようです。
ハーブティーとしても人気があるようです。
昨夏,心身の疲れがひどかったときにエキナセアのハーブティーを飲むと,なにかしら安らぎを感じたのを覚えています。
ところで,先日,日本を代表する作曲家である小林亜星さんが亡くなりました。
夏の花であるエキナセアをみていたら,ふと健さん主演の「冬の華」を思い出しました。
その中でやくざ役の亜星さんがコミカルな演技をみせていました。
カラオケで「北の宿から」(本人作曲)を音程をはずして歌っていたのです。
そこで,こじつけてタイトルを「夏の華」にしてみた次第です。
花言葉は「深い愛」「優しさ」「あなたの傷みを癒します」というものだそうです。
追記 昨日,自宅兼事務所の隣にある公園脇の樹林内から懐かしい鳥の声がしました。
なんとアカショウビンです。石垣島や西表島では何度も目撃していますが,まさか糸島で
その声を聴くことができるとは・・・残念ながら姿を確認することはできませんでした。