NHKの地上波で「やさしい猫」というドラマが放映されています。
入管の問題を扱ったトピカルなドラマです。
原作がありますので、つい先日の入管問題を先取りしたような作品だったのでしょう。
私が視聴する数少ない作品になっています。
ドラマの「やさしい猫」というタイトルに感じるものがありました。
我が家の猫は間違いなく私に優しいのです。
黒猫ノワールの視線も恩人猫の視線もやわらかです。
そして、外猫のベルンハルト・グリュンも穏やかな目で私をみます。
彼らにいかに私が癒されているか。
そして、彼らに応えることで私の気持ちも一層穏やかになります。
恩人猫は私を死の淵から救いました。
その後にノワールを迎え、ベルンハルト・グリュンと出会いました。
猫に対する渡世の義理。
私はこれを果たさなければならないのです。
そして、義理を果たすことが自分自身の救いになっていることを実感しています。
というような心持ちですので、宿泊を伴うような外出は一切しなくなりました。
旅に出て温泉に入って、捕虫網を使って・・・と思わなくもありません。
が、猫との生活にはそれを上回る優しい時間があるのです。
毎日のように彼らに「ありがとう」を言い続けています。
こういう日々が永続することを願っています。