福岡県糸島市 司法書士 ブログ

中途半端

私を象徴する言葉、それは「中途半端」かもしれない。

そう思うようになりました。

このブログを読む人からいわれました。

「植物のことをすごくよく知っていらっしゃいますね」

実は、それほどではないのです。

蝶を調べるために必要だから植物の知識が身についた。

無論、そこから色々と知識は広がりました。

けれども、「専門」ではありません。

蝶にしても、「やりたいことはやりきったかな」と思っています。

だから長期にわたって調査研究を中断したまま。

勉強もそうでした。

「なにがなんでもトップを」「めざせ!東大!」

とは一度も思ったことがありませんでした。

「ま、このくらいでいいだろう」という日常を送った中高生時代。

大学入学後、自分が決めた進路をあっさり諦めています。

多くのことに興味を抱き、そこそこ熱心に本を読んだりします。

が、「そこそこ」で終わる。

これが私なのです。

情熱を燃やすことがなかなかできません。

そうしているうちに年齢もそこそこになってしまいました。

我が友は「あなたはクール」といってくれます。

これは「冷めた人間」という批判かも。

たしかに、私は冷めた人間だと思います。

その自覚に抵抗感を覚えないくらい冷めているのです。

 映画「修羅の群れ」の一場面

  兄貴分の横山(鶴田浩二さん)が稲原(松方弘樹さん)に言います。

  「馬鹿でなれず、利口でなれず、中途半端はもっとなれず」

  「立派なヤクザ」になれるかどうかについて説いたのでした。

ブログ一覧へ戻る

お電話

メール

ページの先頭へ
Loading...