ラムの骨付き肉が手に入り,ラムシチューを作りました。
シチューといってもスープ煮込みのようなアイルランドの郷土料理。
そこで,ひと工夫して多少のとろみと野菜の甘みを引き出したものに仕立ててみました。
香味野菜をバターでしっかり炒めます。1時間程度です。
これに白ワインと水を加えてハンドミキサーで完全にペースト状に。
昨日から塩で下味をつけた骨付きラム肉を強火で焼きつけます。
スパイスは少量のクローブとナツメグにブラックペッパー。
トマト,ジャガイモ,タマネギ各1個を適当に切って投入。
味付けに化学調味料不使用のコンソメを少量,香りづけにローリエ1枚。
これでコトコトと煮込んででき上がりです。
私自身はマトンが好みですが,ラム肉でも十分に羊の香りを堪能できました。
先日の記事で紹介した「鷲は舞い降りた」ほかのジャック・ヒギンズの小説に登場する
リーアム・デヴリンは生粋のアイルランド人にして元IRAの闘士。
彼がアイリッシュシチューを作中で食べていた・・・かどうかは記憶にありません。
デヴリンはいくつかの作品に登場しますが,非常に魅力的な人物です。