山野のミズキが花盛りを迎えています。
山の斜面が明るくなるようなクリーム色の花。
ミズキの花には虫が多く集まります。
特にハナカミキリの仲間はミズキの花を好みます。
これを採集するには、捕虫網で花をバサーッと掬うようです。
いちいち訪花しているかどうかはみえないのです。
カミキリムシの愛好家は少なくありません。
が、私はこの採集の現場に出会った経験はありません。
私が河川敷というあまり昆虫愛好家が目を向けない場所を歩き回っていたからか。
6月にはウラナミジャノメやシルビアシジミといった種の調査で忙しかったのです。
調査研究活動から遠ざかった今、もしかするとハナカミキリ採集現場に立ち会えるのか?
子供たちはスマホなどでのゲームに忙しく、昆虫愛好家は高齢化。
竿を操ると肩がこる採集法ゆえ実行する人がいなくなっているのかも。