銀幕の大スターもとんでも歌謡曲を歌っていた。
その代表が、マイトガイ小林旭さんの
「宇宙旅行の渡り鳥」(1964年)
でしょう。
この曲が主題歌の
「渡り鳥 月へ行く」
という映画でもあれば完璧ですが、それはありません。
このシングルレコードのB面に収録されている
「ギターをかかえたひとり旅」
は映画作品があります。
黒い賭博師シリーズの第三弾ですが、私はみていません。
当時のマイトガイは映画出演本数がすさまじかったのです。
映画全盛時代でした。
大スター映画は次々とつくられました。
20代のマイトガイは貫禄もカリスマ性も十分。
タフガイ裕次郎とともに日活を牽引したのでした。
その後、日活がロマンポルノ路線に転換します。
マイトガイは活躍の場を東映に移しました。
東映ではやくざ映画に出演していましたが、80年代は映画にほとんど出ませんでした。
90年代後半にちょっとだけ主演作が作られました。
どちらかといえば、歌手活動が主体になったようです。
美声と歌唱力のせいで、銀幕のマイトガイをみられなくなった。
それがちょっと残念です。

